政府は2月10日、高速道路の有料期間を最長で2115年まで50年延長する関連法の改正案を閣議決定しました。
全国の高速道路は、建設費を賄うための借り入れを料金収入で返す仕組みです。
今の制度では2065年までは有料でその間に、借金を返済しその後は無料化するとしていましたが、改正後は50年後の2115年まで設定されることになります。
有料期間の延長理由
全国の高速道路では橋やトンネルなどの老朽化が進んでおり、検査技術の向上で修繕すべき箇所も相次いで見つかっています。老朽対策以外にも、渋滞解消に向けた2車線区間の4車線化など、かさむ財源を確保するためとしています。