NTT東日本と西日本は、長年利用されてきた電話番号案内サービス「104」を終了する方針を固めました。
電話番号案内は、1890年に電話交換業務の開始と同時に始まり、1989年からは「104」で、電話帳に記載されている個人や企業の名前や住所を伝えると、有料で全国の電話番号を案内してもらえるサービスです。
「104」終了の背景
携帯電話やスマートフォンの普及で、固定電話の契約者が毎年減り続ける中で利用者が激減していました。また、インターネットなどで情報を入手する人が増え、利用が減ったことも影響しています。
NTT東日本と西日本は、50音順別の電話帳「ハローページ」の発行を、2023年2月に発行したものを最後に終了しています。企業や飲食店の電話帳を記載した紙の「タウンページ」の冊子についても、2026年3月で発行を終了する予定です。