ガソリン価格が3週連続で上昇しました。
資源エネルギー庁が10日発表した、レギュラーガソリン全国平均の店頭価格は、前週より0.6円高い、1リットルあたり176.2円となりました。
政府は、石油元売りの卸値を抑えるために補助金を支給していますが、4〜10日の補助金額は、前週比で2.6円増えた28.4円でした。しかし、元売りの原油調達コストの上昇が補助金の増額分を上回ったことで、店頭価格の上昇につながりました。
都道府県別で見ると、最も高かったのは長野県の186.3円で、最も安かったのは岩手県の170.3円となりました。
軽油の全国平均価格は155.8円、ハイオクは186.9円となっています。
来週については、店頭価格の上昇や原油高を背景に、政府が給付している補助金が大幅に増えるため、値下がりが見込まれています。