人手不足に悩む中小企業が、IoTやロボットなどの「省力化製品」を導入し、生産性を向上させることを支援する補助金制度をご紹介します。
中小企業省力化投資補助金
省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業等の「省力化製品」の導入の支援となります。
IoTやロボットなどの省力化製品の導入費用を一部補助する新しい補助金です。補助対象は「製品カタログ」に登録された省力化製品で、企業は自社の課題や業種に適した製品を選び、販売事業者と共同で申請という流れになります。
対象企業
申請対象は人手不足の企業が対象となります。(従業員の平均残業時間が30時間超、従業員が前年度比で5%以上減、求人を掲載しても充足しない、などのいずれかの状態に当てはまる事業者。)
補助条件と金額
・補助率: 1/2
・補助上限額: 従業員数によって異なり、賃上げが一定基準を満たすと引き上げ。
※補助上限額の引き上げを受けるためには、給与支給総額を6%以上増加させ、事業場内の最低賃金を45円以上引き上げる必要があります。
カタログ型補助金
対象製品はカタログに登録された省力化製品のみとなります。カタログには業種別、業務プロセス別に製品情報や省力化効果が説明されており、事業者が簡単に選べるようになっています。カタログは随時更新される予定ですので、事務局ホームページで、ご確認ください。
申請方法
1.製品カタログから製品を選ぶ: 自社の課題に合った製品をカタログから選択する。
2.販売事業者と商談: 選択した製品の導入について、販売事業者と商談を行う。
3.事業計画の作成: 販売事業者と共同で事業計画を作成する。
4.申請: 販売事業者と共同で申請を行う。
5.審査を経て、補助金の採択・交付決定。(すべての申請が採択されるわけではありません。)
(引用:中小企業省力化投資補助金より)
省力化投資補助金の公募は、令和8年9月末頃まで継続的に行われる予定です。
詳細については、「中小企業省力化投資補助金」WEBサイトにてご確認ください。
参考元:中小企業省力化投資補助金(https://shoryokuka.smrj.go.jp/)